サンダー・スギヤマ。本名、杉山恒治(つねはる)。元プロレスラー、実業家。
11月22日、元プロレスラーでタレントとしても活躍したサンダー杉山さんが、心不全のため死去。62歳。
1940年、新潟県生まれ。東海高校時代は柔道選手として活躍し、明治大学でアマレスに転向。64年には東京オリンピックに出場した。翌65年にプロレス入り。70年にはビル・ロビンソンからIWA世界へビー級選手権を獲得し、9回の防衛に成功。テレビの子供番組にも出演するなどタレントとしても活躍したが、糖尿病が悪化しレスラーを引退。胃がん、腎臓移植、糖尿病による両足と右手の切断など、壮絶な闘病生活を送りながらも、現役時に設立した「サンダー杉山エンタープライズ」を年商35億円の企業グループに育て上げ、実業家としても非凡な才能を発揮した。