コイソ・ハルヨ。物理学者(素粒子物理学専攻)。
5月14日、「女性科学者に明るい未来をの会」は、第24回猿橋賞を高エネルギー加速器研究機構の小磯晴代助教授に贈ると発表。
1955年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。84年文部省高エネルギー物理学研究所(現・高エネルギー加速器研究機構)に入所。96年から同研究所加速器研究施設加速器第二研究系助教授。猿橋賞は、女性科学者の地位向上を目指すとともに、世界の平和に貢献することを目的に創設された賞。小磯助教授の授賞テーマは「衝突型加速器KEKBにおける世界最高輝度達成への貢献」。電子と陽電子を衝突させる装置の設計、施設の設計、建設、運転管理にかかわり、衝突の効率を上げる研究が評価された。