タブセ・ユウタ。プロバスケットボール選手。
9月6日、アメリカ・プロバスケットボール協会(NBA)入りを目指していた田臥勇太が、フェニックス・サンズとの契約に合意。
1980年、横浜市生まれ。横浜市立大道小学校2年のとき、姉の影響でミニバスケットボールと呼ばれる小学生のためのバスケットボールを始める。大道中学校で全国3位。秋田県立能代工業高校に進み、1年時からレギュラー選手として出場し、高校総体、国体、ウインターカップの3大タイトルを3年連続で制覇。99年、全米ジュニア選抜と世界ジュニア選抜が対戦するナイキ・フープサミットに日本人として初出場。2000年、NCAA2部のブリガムヤング大学ハワイ校へ留学。01年、21歳以下の選手を対象に4年に1回開かれるヤングメン世界選手権に出場。02年、トヨタ自動車アルバルクに入団し、スーパーリーグ(日本バスケットボールリーグ)の新人王を獲得。03年にトヨタ自動車を退団してNBAのデンバー・ナゲッツと契約したが、開幕プレーヤー枠に残れず解雇。新潟アルビレックスが出資する、アメリカ・独立プロリーグのロングビーチ・ジャム・アルビレックスと契約し、プレーを続けていた。今回はチーム側からの要請による複数年での契約で、日本人初のNBA開幕プレーヤーへの期待が高まっている。