ハラ・ユミコ。陸上選手。
2007年1月28日、大阪国際女子マラソンで、マラソン3度目の原裕美子(京セラ)が大会初優勝を飾り、9月2日大阪で開かれる世界選手権の女子マラソン代表第1号に内定した。
1982年、栃木県生まれ。小学生で陸上を始め、宇都宮文星女子高校3年時に全国都道府県対抗女子駅伝に出場。卒業後、京セラに入社。2005年の名古屋国際女子マラソンで、直前にひざを痛めながらも初マラソン歴代4位の2時間24分19秒で初優勝。同年のヘルシンキ世界選手権では本調子ではなかったものの、日本人選手最上位の6位に入った。しかしその直後からケガに苦しめられ、約1年半マラソンから遠ざかっていた。
レースでは、ハイペースで飛ばす渋井陽子を29km過ぎのスパートで突き放し、自己ベストを31秒更新する2時間23分48秒で優勝。2度目の世界選手権代表のキップを獲得した。