ナツミ・マドカ。スキー・クロスカントリー選手。
2007年2月22日、北海道の札幌で行われたノルディック世界選手権、距離スプリント女子1.2kmで、夏見円が距離スキーの日本最高位となる5位に入賞。
1978年、北海道生まれ。小学校2年生でクロスカントリースキーを始める。旭川大学高等学校2年時に、インターハイの5kmクラシカルで優勝。日本大学1年時には、W杯初出場を果たした。2001年に全日本選手権女子スプリントで優勝。02年ソルトレークシティー五輪で初採用された個人スプリントで、日本女子スキーの冬季五輪史上2番目となる12位になった。06年トリノ五輪から採用された団体スプリントでは、福田修子とのコンビで、日本女子距離スキー史上最高位の8位に入賞。170cmの長身を生かしたダイナミックな滑りで話題を呼んだ。今回の世界選手権は、01年からとなる4大会連続での出場。五輪と世界選手権を通じた日本の距離スキー最高位となる5位入賞で、夏見はFIS(国際スキー連盟)の世界ランキング27位となり、レッドグループと呼ばれる上位30人の第1シードに復帰した。JR北海道スキー部所属。