2007年12月23日、若手漫才コンビの日本一を決める「M-1グランプリ2007」決勝が行われ、サンドウィッチマンが、史上初となる敗者復活戦からのグランプリ獲得を果たした。
ツッコミ担当の伊達みきおと、ボケ担当の富澤たけしは、ともに1974年、宮城県生まれ。仙台商業高等学校のラグビー部で知り合い、98年に上京。トリオ漫才を経て、99年から現在のコンビとなり、気弱そうだがボケまくる富澤に、一見チンピラ風の伊達がツッコむスタイルを確立した。「M-1グランプリ」には2003年から出場し、05年、06年と2大会連続で準決勝に進出。日本テレビ系のお笑い番組「エンタの神様」などに出演するようになったが、上京以来、家賃6万8000円、1DKの木造アパートで共同生活を続けていた。4239組が出場した07年大会も準決勝で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がって決勝に駒を進め、同グランプリ初の敗者復活枠での優勝。賞金1000万円を手にした2人には、テレビ、ラジオ番組への出演依頼が殺到した。