エスクデロ・セルヒオ。Sergio Ariel Escudero。サッカー選手。
2008年5月15日、日本サッカー協会が、トゥーロン国際大会に参加するU-23(23歳以下)日本代表選手を発表し、浦和レッドダイヤモンズ(レッズ)のフォワード、エスクデロ・セルヒオが、19歳で初選出された。
1988年、スペインのグラナダ市生まれ。同名の父も、同じ浦和でプレーしたことのあるサッカー選手で、サッカーを始めた3歳から小学校2年生までを日本で過ごし、その後は父の母国、アルゼンチンで生活。同世代のアルゼンチン代表のスター選手、リオネル・メッシらと競い合い、U-15アルゼンチン代表候補にも選出された。中学2年生の時に再び来日。中学3年からは浦和レッズのジュニアユースに在籍しており、2005年5月のナビスコカップで公式戦デビュー。その後トップチームに昇格してプロ契約した。スペインとアルゼンチンの二重国籍を持っていたが、日本代表として北京オリンピックに出場するため、07年6月に日本国籍を取得した。身長171cmと決して大柄ではないが、当たりに強く、パワフルなドリブルが持ち味。父の兄で、伯父のオズバルドも浦和でプレーした選手で、その息子、従兄弟のダミアンは、U-23アルゼンチン代表のMFというサッカー一家。
フランスのトゥーロンで開催される今大会は、23歳以下の選手が出場できる、北京オリンピックの前哨戦的な位置づけで、イタリアのセリエA、カターニアでプレーする20歳のフォワード、森本貴幸も選出された。