ニシノ・アキラ。サッカー監督。
2008年11月25日、アジアサッカー連盟(AFC)が、上海で2008年の年間表彰各賞を発表し、ガンバ大阪の西野朗監督が最優秀監督賞を受賞した。
1955年、埼玉県生まれ。早稲田大学在学中に日本代表となり、日立(現、柏レイソル)入り。センスのいい攻撃的MFとして活躍する。90年引退後は指導者に転向。96年のアトランタ・オリンピックでは日本代表監督として「マイアミの奇跡」と呼ばれる対ブラジル代表戦での勝利を挙げた。その後、古巣の柏監督を経て、2002年からガンバ大阪の監督に。07年3月にはJ1の監督として史上初となる通算150勝を達成する。06年に次ぐ2度目の挑戦となるAFCチャンピオンズリーグ2008ではアデレード・ユナイテッドを降し初の栄冠に輝いた。AFC最優秀監督賞の日本人監督の受賞は、98年にジュビロ磐田の監督だった桑原隆に続いて2人目となる。