ツジ・カナミ。女子プロテニス選手。
2010年4月22日、日本テニス協会の常務理事会が中学3年生の辻佳奈美(荏原SSC)のプロ登録申請を承認。5月1日付で男女を通じ日本選手史上最年少、14歳3カ月のプロが誕生した。
1996年、大阪府生まれ。独学でテニスを学んだ獣医師の父をコーチに5歳でテニスを始め、各地の小学生の大会に出場。小学6年からは夜行バスで週末だけ神奈川県の荏原湘南スポーツセンター(荏原SSC)に通い、コーチから指導を受けた。2008年には全日本ジュニア選手権12歳以下の部のシングルスで優勝。10年1月にはフランスで開催された14歳以下の国際大会で、日本人選手として初優勝。これをきっかけにプロとしての登録を決めたという。これまでの最年少記録は森田あゆみ(キヤノン)の15歳1カ月だった。