ササキ・ノリオ。サッカー女子日本代表監督。
2011年7月17日、サッカー女子ワールドカップドイツ大会決勝で、佐々木則夫監督率いる日本代表チームが、延長戦を2-2で終えた後のPK戦で、世界ランキング1位のアメリカ代表を破り初優勝。世界の頂点に立った。
1958年5月24日、山形県生まれ。小学2年の時に父親の転勤で埼玉県に移り、サッカーをはじめた。東京の帝京高校時代には主将としてインターハイで優勝。明治大学を経て電電関東(後のNTT関東)でプレー。現役引退後は指導者としての道を歩み、JFL時代のNTT関東/大宮アルディージャ監督。チームがJ2昇格後は同普及部長、ユース監督などを歴任。06年に女子日本代表コーチとなり、07年末から女子日本代表監督。08年の北京オリンピックでは、日本女子サッカー史上初の世界大会4位という結果を残した。就任4年目で迎えたドイツ大会では、北京オリンピックを超える3位以上の成績が期待されていた。