バルト・カイト。本名、Kaido Hoovelson。大相撲力士。
2012年1月20日、大相撲初場所で大関の把瑠都が初日から13連勝で初優勝。エストニア出身力士の優勝は初めてで、ヨーロッパ出身者では琴欧洲に次いで2人目の優勝力士となる。
1984年11月5日、エストニア共和国のラクヴェレ生まれ。12歳の時、相撲に出合い、高校時代に始めた柔道では、2003年、国内の100キロ超級ジュニア王者。04年4月、大相撲の三保ケ関部屋に入門。06年の新入幕後、尾上親方の独立により尾上部屋所属となった。その後、ひざのけがに苦しんだが、10年夏場所で大関に昇進。12年の初場所では12日目の稀勢の里戦での立ち合いの変化に横綱審議委員会から厳しい声が続出。初めての綱とりに挑む春場所での奮起が望まれている。