スエツグ・シンゴ。陸上選手。
6月7日、陸上日本選手権の男子200メートルで、末続慎吾選手が今季世界最高記録となる20秒03の日本新で優勝。
1980年、熊本県生まれ。九州学院高校から東海大学に進み、バルセロナ五輪400メートルのファイナリスト高野進コーチに指導を受ける。2000年のシドニー五輪200メートルでは準決勝で敗退したが、第三走者で出場した400メートルリレーでは肉離れを起こしたものの力走を見せチームの6位入賞に貢献した。大学卒業後はミズノに入社。学生時代から始めた1日2000回の腹筋など、そのトレーニングは日本一の質と量だといわれる。6月7日、陸上日本選手権の男子200メートルでは伊東浩司が98年に出したアジア記録を0秒13更新、2度目の優勝を果たした。8月のパリ世界選手権の男子短距離代表にも決まり、アジア人初の200メートル19秒台、100メートル9秒台が期待されている。