ソガ・ケンタ。高校野球選手。
8月8日、第85回全国高校野球選手権大会2日目の第1試合で、左足義足のハンディキャップを克服した今治西高校の曽我健太選手が活躍。
1985年、愛媛県生まれ。5歳のときにミカンを運ぶトロッコの車輪に左足をはさまれ、足首から先を失う。小学校3年で軟式野球を始め、投手として活躍。今治西高校では1年秋からレギュラー3塁手。2年秋までは投手も兼ねていたが、雨にぬれたマウンドで制球が乱れ三者連続のフォアボールを与えたことから本格的に3塁手に転向。救援投手として2試合に登板した2002年夏の地方大会で、義足の高校球児として新聞、雑誌が取り上げ話題となり、本人はそのことだけが強調され違和感を感じたという。03年は県大会で5割7分1厘を残した強打者ぶりと、好守でも注目を集めた。