キヨハラ・カズヒロ。プロ野球選手。
11月30日、東京・神田錦町の巨人軍球団本部で、清原和博内野手が清武英利球団代表と会談し、チーム残留が正式に決定。
1967年、大阪府岸和田市生まれ。PL学園高校在学中は、1年夏から4番打者、一塁手として5季連続甲子園出場を果たし、優勝2回、準優勝2回、通算64本塁打、甲子園球場での打率.440、13本塁打と個人通算最多記録をマーク。86年のドラフトで西武に1位指名され、87年打率.304、31本塁打、78打点で新人王を獲得。89年通算100本塁打、92年には通算200本塁打をともに史上最年少で達成。96年FA宣言し、あこがれていた巨人に移籍したが、度重なる故障で2000年に一時は二軍落ち。01年シーズンはリーグ2位となる121打点を記録。2度目のFA権で4年契約し、残留した。04年6月史上31人目の通算2000本安打を達成したが、ケガなどにより、出場は40試合にとどまるなどプロ野球生活最低の成績となり、堀内監督らチーム首脳陣との確執が激化。契約最終年の去就が注目されていた。12月、岸和田市は清原選手に市民栄誉賞を授与すると発表した。