ハラ・タツノリ。元プロ野球選手。プロ野球監督。
10月5日、元プロ野球選手で、2002年に監督として読売巨人軍を日本一に導いた原辰徳が、3季ぶりに読売の監督に復帰。
1958年、福岡県生まれ。父の貢が指揮を執っていた神奈川県の東海大学付属相模高校で甲子園に出場し、75年の春のセンバツでは準優勝を果たす。進学した東海大学では3冠王を2度獲得。80年、ドラフト1位指名で巨人に入団し、入団1年目の81年に22本塁打で新人王、83年には103打点で打点王とMVPに輝いた。95年、15年間の現役生活を終え引退。生涯成績は、打率2割7分9厘、本塁打382本、1093打点。その後、同チーム野手総合コーチ、ヘッドコーチを経て、2001年シーズン終了後に第14代監督に就任。02年、新人監督史上初の日本シリーズ4連勝で巨人を日本一に導き、何度も口にした「ジャイアンツ愛」は流行語になった。しかし03年、球団フロントとの確執が原因で辞任。その後は読売巨人軍特別顧問や野球解説者として活躍していた。