ツカハラ・ナオキ。陸上選手。
スエツグ・シンゴ。陸上選手。
タカヒラ・シンジ。陸上選手。
アサハラ・ノブハル。陸上選手。
2008年8月22日、北京オリンピックの陸上男子400mリレー決勝で、日本の塚原、末續、高平、朝原チームが38秒15で3位に入り、銅メダルを獲得。
塚原直貴は1985年、長野県生まれ。100mの自己ベストは10秒15だが、2006年から08年まで日本選手権100mを3連覇。朝原、末續に続く第3の世代として期待を集めている。
末續慎吾は1980年、熊本県生まれ。2000年のシドニー・オリンピックでは400mリレーで6位入賞。03年の世界陸上パリ大会では200mで日本人として初めて決勝に進出し、銅メダルを獲得。100mの自己ベストは10秒03で日本歴代3位。
高平慎士は1984年、北海道生まれ。日本歴代4位となる200m20秒35など、200m、400mを中心に活躍している。4位となった2004年アテネ・オリンピック以来、400mリレーのメンバーに定着した。
朝原宣治は1972年、兵庫県生まれ。93年の国体で100m10秒19と、日本人初となる10秒1台をマーク。96年のアトランタ・オリンピックでは、100mで準決勝に進出。97年には日本人初の10秒0台となる10秒08、2001年には日本歴代2位となる10秒02を記録。アトランタ以来、オリンピック400mリレーのアンカーを務めている。妻はバルセロナ・オリンピックのシンクロナイズド・スイミング銅メダリストの奥野史子。
4人は07年の世界陸上400mリレーでアジア新となる38秒03を記録して5位に入賞している。日本がオリンピックのトラック種目でメダルを獲得したのは、1928年に女子800mで人見絹枝が銀メダルを獲得して以来、80年ぶり2度目。男子では史上初となる。