シミズ・タカシ。映画監督、脚本家。
2月11日、アメリカで1億ドルを超えるヒットを飛ばした清水崇監督のホラー映画「THE JUON/呪怨」が公開された。
1972年、群馬県生まれ。近畿大学芸術学部在学中に脚本家の石堂淑朗に師事。大学中退後、テレビドラマや映画のスタッフとして参加するかたわら、映画技術美学講座(現・映画美学校)に学ぶ。講師を務めていた黒沢清や高橋洋らに認められ、関西テレビ「学校の怪談G」の短編を脚本・演出。99年ビデオ版「呪怨」と「呪怨2」の脚本と監督を担当。2001年「富江re-birth」で劇場用長編映画の監督デビュー。02年の監督作「呪怨」は公開前に続編「呪怨2」の撮影がスタートするほどの大ヒットとなり、ハリウッドでのリメークが決定。04年プロデューサーの一人であるサム・ライミに指名され監督した「THE JUON/呪怨」(アメリカ版題名「THE GRUDGE」)により、日本人監督としては初の全米興行成績2週連続ナンバー1を記録。興行収入1億ドル突破を果たした。