モリ・リヨ。ミス・ユニバース2007。
2007年5月28日、メキシコ市でミス・ユニバース・コンテストが開かれ、森理世さんが、日本代表として48年ぶりとなる優勝を飾った。
1986年、静岡県生まれ。ダンススタジオを主宰する母親の指導で4歳からダンスを始める。ブロードウエーの舞台を目指して、16歳で高校を中退し、カナダに留学。地元の高校に通いながら、バレエスクールでダンス教師課程を専攻し、その後、ニューヨークのダンススクールでもレッスンを積んだ。帰国後、母親のダンススタジオでインストラクターを務めながら、再渡米の準備を進めていたが、ミス・ユニバース・ジャパンのフランス人プロデューサーに熱心に勧められ、日本代表の選考会に応募。2007年3月に日本代表となってからは、複数の専門スタッフから、歩き方、話し方の指導を受けて、世界大会に備えていた。77カ国・地域の代表が集まった世界大会では、10人の審査員全員が森さんに投票する圧倒的な優勝。日本人の優勝は、1959年大会の児島明子さん以来となる2人目。最近では、2006年大会で、知花くららが準ミスを獲得している。