ヨシムラ・マハル。卓球選手。
2012年1月22日、卓球の全日本選手権男子シングルスで、山口県の野田学園高校3年の吉村真晴が、6連覇を狙った水谷隼(明治大学)をフルセットの大激戦で破り、初優勝。同種目の高校生王者は水谷以来2人目となる。
1993年8月3日、茨城県生まれ。日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、名前はタガログ語のマハル(愛する)に由来。元選手だった父の影響で7歳から卓球を始め、小学6年から岸川聖也を育てた橋津文彦監督の指導を受ける。2011年2月の大林カップジャパントップ12で準優勝、7月のアジア・ジュニア選手権を日本人として初めて制し、11月の世界ジュニア選手権で3位と、この1年で急成長を見せてきた。全日本選手権の決勝では、3-3で迎えた最終ゲームを、7-10とマッチポイントを握られてからの5連続得点で逆転勝ち。吉村は3月の世界選手権団体戦(ドイツ・ドルトムント)の代表権も獲得した。