ハマダ・コウイチ。経済学者。
2012年12月26日、政府は、アメリカのエール大学名誉教授で積極的な金融緩和論者として知られる経済学者の浜田宏一など7人を内閣官房参与に任命。
1936年1月8日、東京生まれ。58年東京大学法学部、60年同経済学部卒業。同大学院を経て65年エール大学で経済学博士取得。81年東京大学経済学部教授、86年エール大学経済学部教授に転出。2001年から03年1月まで内閣府経済社会総合研究所長などを歴任。マクロ経済分析の世界的権威で、教え子でもある白川方明日銀総裁とは反対の積極的な金融緩和論者として知られる。安倍総理は衆院総選挙前の12年11月20日、公式フェイスブックで浜田名誉教授のFAXを紹介。その中で浜田名誉教授は金融緩和によるハイパーインフレを懸念する日銀を「雇用改善、景気回復という目標のホールを目指さずに、ホールの向こう側には〈ありもしない〉崖があると称して、バンカーに入ったボールをホールの方向に打たない、あるいはパターでしか打たないゴルファーのようなもの」と批判した。