モリ・シノ。バレリーナ。
1月29日、スイス・ローザンヌで第34回ローザンヌ国際バレエコンクールの決選が行われ、16歳の森志乃がスカラシップ賞を受賞。
1989年、群馬県生まれ。97年、山本禮子バレエ団付属研究所に入りバレエを始める。2003年、第36回埼玉全国舞踊コンクールのジュニア部門で入賞。04年、群馬県の私立常磐(ときわ)高校バレエ科に入学。さらに同年、ローザンヌ国際バレエコンクールに出場し、セミファイナルに進出。今回のコンクールは2度目の挑戦だった。同コンクールはプロバレエダンサーを志す15歳から17歳の新人を対象にしたもので、日本人のスカラシップ賞受賞は2年ぶり。森には世界でもトップクラスのバレエ学校への1年間にわたる留学の権利が与えられる。日本からはこれまでに、吉田都らが権利を授与されている。