ヤマダ・アキコ。バイオリニスト。
11月23日、若手演奏家の登竜門、ロン・ティボー国際音楽コンクール(バイオリン部門)で山田晃子さんが優勝。
1986年、東京都出身。3歳で母親からバイオリンを習い始め、94年、父親の転勤で渡仏。パリ市芸術学校に入学し、同校のバイオリン部門を99年首席で卒業。2000年にはパリ国立高等音楽院に最年少の13歳で入学した。同年、アビニョン国際コンクールで優勝。01年、ドゥエ国際コンクールでも優勝し、02年1月にザルツブルクで開かれた第8回国際モーツァルトコンクールのバイオリン部門では2位となった。ロン・ティボー国際音楽コンクール・バイオリン部門での日本人の優勝は、90年の小林美恵さん、96年の樫本大進さんに続き3人目。