ミツヤ・ウタコ。本名、小野田宇汰子。女優。
3月24日、女優の三ツ矢歌子さんが、間質性肺炎のため死去。67歳。
1936年、大阪市生まれ。55年、新東宝のオーディション第4期スターレットに合格し、翌年、映画「君ひとすじに」で宇津井健との共演でデビュー。清純派女優として人気を獲得し、58年、「天城心中・天国に結ぶ恋」で初主演。60年、映画監督の小野田嘉幹と結婚した。その後テレビへ活動の場を移し、TBS系の昼のドラマ「愛の劇場」シリーズなどに出演。ヒロインを演じたドラマは、必ず2ケタの視聴率を稼ぐことから「昼メロの女王」と呼ばれ、調味料のCMなどでも活躍。80年代以降は、上品で優しい母親役として親しまれた。2001年に腰痛の手術を受けた際に肺がんが見つかり、亡くなる1年ほど前にがん告知を受け、闘病生活を送っていた。