ヤナギモト・ショウイチ。
5月14日、柳本晶一監督率いるバレーボール全日本女子代表が韓国を3-0で破り、1996年アトランタ大会以来2大会ぶりの五輪出場を決めた。
1951年、大阪市生まれ。大阪商業大学附属高校卒業。76年、モントリオール五輪では名セッター猫田勝敏の控えとして参加。28歳で新日鉄の選手兼監督となり、以後指導者として活躍。監督として男子の日新製鋼を創部5年で日本リーグへ送り出したが廃部となる。女子の東洋紡でもVリーグ優勝2回を果たしたが休部という憂き目も見た。2003年2月、全日本女子の監督に就任。データ分析を生かした、論理立った指導ぶりは柳本マジックとも呼ばれる。1984年、ロサンゼルス五輪の銅メダル以来のメダル獲得への期待も高い。