ホウマショウ・ノリユキ。本名、山本洋介。大相撲力士。
11月26日、大相撲九州場所千秋楽で、東前頭11枚目の豊真将が12勝3敗の戦績を残し、敢闘賞と技能賞を獲得。また、同場所では横綱・朝青龍が5度目の全勝優勝を達成した。
1981年、山口県生まれ。小学2年生で相撲を始め、埼玉栄高校の3年生ではインターハイに出場し、団体優勝を経験。日本大学に進学し相撲部に入部したものの、まもなく蜂窩織炎(ほうかしきえん=レンサ球菌、ブドウ球菌を原因とする細菌感染から起きる皮膚と皮下組織の感染症)にかかり退部。4年生のときに錣(しころ)山親方(元関脇寺尾)に出会ったことから、大学を中退し、新弟子の年齢制限(23歳)間際の22歳11カ月で入門する。2004年3月場所で初土俵、5場所で幕下に昇進し、06年1月場所で十両に昇進、5月場所で新入幕を果たした。豊真将の四股名の由来は、出身地の下関市豊浦町(元豊浦郡)の「豊」、本人の心を示す「真」、大将になれという「将」にちなむ。身長187センチ、体重142キロ、得意は右四つ。