アラ・セイジ。レーシング・ドライバー。
6月13日、自動車耐久レース、第72回ルマン24時間の決勝で、「チーム郷」の荒聖治、トム・クリステンセン、リナルド・カペロ組が総合優勝。日本人ドライバーの優勝は、関谷正徳についで9年ぶり2人目。
1974年、千葉県生まれ。91年カートでレースデビュー。95年渡米してフォーミュラ・フォードで新人賞。98年からは全日本F3や全日本GT選手権などに参戦し、2001年にはフォーミュラ・ニッポンで最高3位に。ルマンには郷和道代表率いる「チーム郷」からアウディR8で参戦し、02年7位、03年4位。今回の大会では、優勝経験のあるクリステンセン、カペロを加えるなど、プライベートチームながらもメーカーチームに匹敵するような体制を築き、総合優勝を手にした。クリステンセンはルマン5連覇、通算6勝となり、ジャッキー・イクスのルマン最多勝記録に並んだ。