キムラ・タクヤ。プロ野球コーチ。
2010年4月7日、プロ野球読売ジャイアンツの木村拓也コーチがくも膜下出血で死去。37歳。
1972年4月15日、宮崎県生まれ。宮崎県立南高校では強肩捕手として鳴らし、91年にドラフト外で捕手として日本ハムファイターズに入団し、その後、外野手に転向。94年には広島東洋カープに移籍し、翌年から内野手も兼任。2004年のアテネ・オリンピックでは代表チームにも選ばれた。06年6月、トレードでジャイアンツに移籍し、どのポジションもこなせる「ユーティリティープレーヤー」ぶりを買われて内外野で活躍した。現役最後のシーズンとなった09年には、9月4日の対ヤクルト戦で10年ぶりに捕手を務めるなど、リーグ3連覇や日本一に大きく貢献し引退。プロとしての通算成績は、1523試合出場、4000打数1049安打、103本塁打、280打点。10年から内野守備走塁コーチを務めていたが、同年4月2日、試合前のシートノック中に倒れ、病院に搬送。5日間、意識不明の重体に陥っていた。