アンドウ・ミキ。フィギュアスケート選手。
2010年12月26日、フィギュアスケート全日本選手権最終日、女子はショートプログラム(SP)2位の安藤美姫がフリーでSPでトップだった浅田真央を逆転し、6年ぶり3度目の日本一に輝いた。
1987年12月18日、愛知県生まれ。8歳からフィギュアスケートを始め、2002年のジュニアGPファイナルで女子選手初となる4回転サルコーを成功させ注目を集めた。03、04年と全日本選手権2連覇を果たすも、06年トリノオリンピックでは15位と惨敗。07年世界選手権では日本人歴代4人目の優勝を果たした。2度目のオリンピックとなるバンクーバー大会では5位でメダルには届かなかったが、その後も高いモチベーションを維持し、GP(グランプリ)シリーズで2勝。全日本選手権では連続3回転ジャンプを封印して手堅く2位に付け、得意のフリーで完璧な演技を見せ、137.58点でSPトップの浅田真央を逆転。トータル202.34点で6年ぶり3度目の優勝を飾るとともに11年3月に東京で行われる世界選手権代表の座を手にした。