アカバ・ユキコ。陸上選手。
2011年1月30日、同年夏の世界選手権(韓国・大邱)代表選考会を兼ねて行われた第30回記念大阪国際女子マラソンで、5度目のマラソン挑戦となった赤羽有紀子(ホクレン)が2時間26分29秒で初優勝。
1979年10月18日、栃木県生まれ。中学1年から陸上競技を始め、栃木県立真岡女子高校、城西大学を経て、2002年ホクレンに入社。06年長女を出産後も競技を続け、07年秋田国体5000メートルで優勝。同年の国際千葉駅伝では日本代表として最終6区を走り、区間ベストの記録でヌデレバを逆転し、注目を集めた。オリンピック初出場となった08年北京オリンピックでは1万メートル、5000メートルに出場。マラソン初挑戦となった09年大阪国際女子マラソンで、渋井陽子に次ぐ2位。同年6月の日本選手権1万メートルで初優勝。8月の世界選手権にはマラソンで初出場し31位。10年の大阪国際女子マラソンは途中棄権となったが、4月のロンドンマラソンで日本勢最高の6位。今回は2時間26分を切るという内定基準は満たせなかったが、強烈な向かい風の中での優勝は日本陸連幹部の評価も高く、世界選手権代表入りは確実と見られている。