エリザベータ・トゥクタミシェワ。Elizaveta Tuktamisheva。フィギュアスケート選手。
2011年10月29日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダで14歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)がシニアのGPシリーズ初出場で初優勝を飾った。
1996年12月17日、ロシア連邦ウドムルト共和国生まれ。4歳半からフィギュアスケートを始め、2007年からはコーチとともに2週間ごとに、地元グラソフから、06年トリノ・オリンピック金メダリストのエフゲニー・プルシェンコを育てた、有名コーチのアレクセイ・ミーシンが住むサンクトペテルブルクまで、列車で27時間かけて訪ねては、指導を受けてきた。ISU(国際スケート連盟)ジュニアGPシリーズに出場可能な13歳となった10~11年シーズンには2勝を挙げ、ジュニアGPファイナルでは2位。世界ジュニアフィギュアスケート選手権でも2位となった。スケートカナダでは、ショートプログラムで高難度の3回転ルッツ・3回転トーループを決め、その才能を印象付けた。11年8月からはサンクトペテルブルクに拠点を移し、母国で14年に開催されるソチ冬季オリンピックで頂点を狙うべく練習を続けている。