サイトウ・アイリ。プロゴルファー。
2012年3月4日、国内女子ゴルフツアーの開幕戦となるダイキン・オーキッド・レディスで、22歳の斉藤愛璃がプレーオフを制してツアー初優勝。アマチュア時代を含め、トーナメント11試合目での優勝は、1988年のツアー制度施行後、国内選手最速記録となった。
1989年12月6日、神奈川県生まれ。父の影響で8歳からゴルフを始め、中学3年生で日本ジュニア選手権5位。2007年、神奈川県立厚木北高校2年生でナショナルチーム入り、同年のスタンレーレディスゴルフトーナメントでツアーデビュー。高校卒業後は程ケ谷CCで研修生となり、10年から単年登録のプロ選手としてツアーに出場。11年7月に3度目の挑戦でプロテストに合格すると、同年12月のQT(クォリファイングトーナメント)予選会で31位に入り、今季がツアー本格参戦1年目。日本人女子最速のツアー初優勝と同時に、プロテスト合格翌年での優勝は女子ツアー史上初の快挙となった。