アンドウ・カツミ。騎手。
2013年1月30日、03年に地方競馬所属騎手として初めて日本中央競馬会(JRA)の騎手免許試験に合格し、「アンカツ」の愛称で親しまれた安藤勝己騎手が現役引退を表明。
1960年3月28日、愛知県生まれ。76年に兄・光彰に続き、岐阜県の笠松競馬でデビュー。笠松時代のオグリキャップなどの主戦を務め、99年には地方競馬で通算3000勝を達成。2003年3月1日に地方競馬から初めて中央競馬(JRA)に移籍し、同年3月30日の高松宮記念でいきなりG1初制覇。翌年にはフェブラリーS、NHKマイルC、ダービー、安田記念を制した。07年には武豊と並ぶG1年間最多の6勝をマーク。08年有馬記念を制するなどJRA通算は歴代3位となるG1、22勝を含む6593戦1111勝。地方では通算1万4259戦3353勝を挙げた。