カネモト・トモアキ。プロ野球選手。
11月4日、プロ野球セ・パ両リーグの2005年シーズンMVPに、セは阪神タイガースの金本知憲外野手、パは福岡ソフトバンクホークスの杉内俊哉投手が選出された。
1968年、広島県生まれ。広陵高校時代は甲子園出場を果たせなかったが、東北福祉大学では1年からレギュラーで活躍。92年、ドラフト4位で広島東洋カープに入団し、チームの中軸選手として活躍し、2000年には史上7人目の打率3割30本塁打30盗塁を達成。02年にFA権を行使して阪神に移籍し、03年のリーグ優勝に貢献した。04年8月には701試合連続フルイニング出場を果たし日本記録を更新。さらにベストナインと打点王にも輝いた。05年は40本塁打など自己最高の成績でチームをリーグ優勝に導いた。また、連続フルイニング出場を更新中で、カル・リプケンのもつ大リーグ記録903試合まで残り8試合に迫っている(05年シーズン終了時)。
パ・リーグでMVPに輝いた杉内俊哉投手は、1980年福岡県生まれ。鹿児島実業高校、三菱重工長崎を経てダイエー(現・ソフトバンク)に入団。2003年の日本シリーズではMVPに輝いている。05年は最多勝(18勝)と最優秀防御率(2.11)のタイトルを獲得、沢村賞にも選出された。