ウラサワ・ナオキ。漫画家。
ミナミ・ヒロコ。漫画家。
2008年5月9日、第37回日本漫画家協会賞の選考会が行われ、大賞に浦沢直樹の「20世紀少年」「21世紀少年」、南ひろこの「ひなちゃんの日常」が選ばれた。
浦沢直樹は1960年、東京都生まれ。明星大学経済学部卒。82年に小学館新人コミック大賞に入選し、翌83年に「BETA!!」でデビュー。「YAWARA!」で小学館漫画賞(90年)、「MONSTER」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(98年)、手塚治虫文化賞マンガ大賞(99年)等を受賞。「20世紀少年」「MONSTER」は、10カ国以上で翻訳出版されている。08年4月から名古屋造形大学客員教授。他の作品に「PLUTO」などがある。
南ひろこは1969年、神奈川県生まれ。東京デザイン専門学校を卒業後に漫画を描き始め、25歳で「コミックフロンティア」月間賞(竹書房)を受賞し、デビュー。「ひなちゃんの日常」は、98年9月から産経新聞で週1回、08年3月からは毎日連載されている、3歳の女の子が主人公の物語。他の作品に「なっちゃんはね!?」「晴れの日ユキちゃん」などがある。