コヅカ・タカヒコ。フィギュアスケート選手。
2010年11月27日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯の男子フリーで、小塚崇彦(トヨタ自動車)が自己ベストの170.43点をマーク。合計でも今季世界最高の248.07点を獲得し、中国杯に続くGP2連勝で、GP6戦の上位6人によるファイナル進出を決めた。
1989年2月27日、愛知県生まれ。祖父は旧満州のフィギュアスケートチャンピオン、父はグルノーブル・オリンピック代表、母もアイスダンス選手という環境で育ち、5歳でフィギュアスケートを始めた。2004年、全日本選手権で4位に入賞。初出場となった06年世界ジュニア選手権で、日本男子3人目となる優勝を飾り、08年のスケートアメリカでGPシリーズ初優勝を飾り、ファイナルにも初進出。10年バンクーバー・オリンピックは8位入賞。その後、振り付けのために単身カナダへ渡った経験が精神的な成長をもたらしたといい、フランス杯ではフリーの世界歴代得点で高橋大輔に次ぐ2位をマークし、圧勝。日本勢は男女ともに3人ずつを、GPシリーズのファイナルに送り出した。北京で行われた12月11日のファイナル最終日の結果、小塚は織田信成の2位に次ぐ3位、4位に高橋大輔が入った。日本女子は初出場の16歳、村上佳菜子が3位、鈴木明子が4位、安藤美姫が5位となった。