オオタケ・シノブ。女優。
2011年11月2日、政府が平成23年秋の褒章受章者698人と23団体を発表。芸術やスポーツ、学問で功績を残した人に贈られる紫綬褒章は女優の大竹しのぶら24人と「なでしこジャパン」が受章した。
1957年7月17日、東京都生まれ。75年、映画「青春の門~筑豊編」のヒロイン織江役で本格デビュー。同年のNHK朝の連続テレビ小説「水色の時」のヒロインで全国的な人気を得た。以後、映画「聖職の碑」「事件」「波光きらめく果て」「永遠の1/2」「死んでもいい」「復活の朝」「黒い家」「ふくろう」「一枚のハガキ」、ドラマ「海は甦える」「男女7人夏物語」「存在の深き眠り」「元禄繚乱」「オードリー」、舞台「奇跡の人」「売り子言葉」「太鼓たたいて笛ふいて」「喪服の似合うエレクトラ」「スウィーニー・トッド」などで活躍。芸術選奨文部科学大臣賞、日本アカデミー賞主演女優賞、紀伊国屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞、モスクワ国際映画祭最優秀女優賞、菊田一夫演劇賞など受賞多数。自伝「私一人」、対談集「この人に会うと元気になれる!」がある。