ウチヤマダ・ヒロシ。本名、内山田道生。歌手。
11月3日、元クールファイブリーダーの内山田洋さんが肺がんのため死去。70歳。
1936年、福岡県柳川市生まれ。大学中退後、米軍のキャンプなどでバンド活動を行ったのち、宮本悦郎らと「内山田洋とクールファイブ」を結成。さらに前川清をリードボーカルに据えて、69年デビュー。デビュー曲「長崎は今日も雨だった」は大ヒットを記録し、第11回レコード大賞新人賞を受賞。その後も「噂の女」(70年)、「そして、神戸」(72年)、「中の島ブルース」(75年)、自らが作曲した「東京砂漠」(76年)などのヒット曲で一世を風靡(ふうび)、70年代を代表するムード歌謡の男性コーラスグループとなった。NHK紅白歌合戦への出場は11回を数える。