モロミザト・シノブ。プロゴルファー。
2007年9月30日、北海道の樽前カントリークラブで、ゴルフの日本女子オープン最終日が行われ、諸見里しのぶが優勝。日本選手として2番目の早さでの、国内メジャー初制覇となった。
1986年、沖縄県生まれ。9歳でゴルフを始め、2000年の日本ジュニアゴルフ選手権(女子12~14歳の部)で優勝。中学2年時から、現在キャディーも務める江連忠コーチの指導を受ける。おかやま山陽高校進学後は、アマチュア大会や全国高等学校ゴルフ選手権で好成績を重ねる一方、ナショナルチームに選出され、国際経験を積む。04年には、プロツアーで3位に入るなど注目された。05年、日本女子アマチュアゴルフ選手権で優勝。05年7月、プロテストに合格。プロツアー参戦後、史上最短タイとなる3試合で翌06年のシード権を獲得し、同年12月にはアメリカ女子ツアーの予選会も通過。06年のアメリカツアー参戦では結果を残せなかったが、帰国後のSANKYOレディースオープンでツアー初優勝。07年1月には、南アフリカで行われた第3回ワールドカップに、上田桃子とともに出場した。今大会はプロ44試合目。1988年のツアー制度施行後の国内メジャーでは、平瀬真由美の40試合に続く、日本女子選手2番目(宮里藍とタイ記録)のスピード制覇となった。