オオサキ・サトシ。マラソン選手。
2008年3月2日、北京オリンピック男子マラソンの代表最終選考会を兼ねた「びわ湖毎日マラソン」で、大崎悟史が2時間8分36秒で日本人最高の3位に入賞。同月10日、尾方剛、佐藤敦之とともに、オリンピック男子マラソン代表に決定した。
1976年、大阪府生まれ。清風高校(大阪)、山梨学院大学を経て、NTT西日本に入社。当初は営業担当としてフルタイム勤務をこなしたあとに練習を行う「異色の営業マンランナー」として競技生活を送っていた。2000年のびわ湖毎日マラソンで、初マラソン14位。04年の東京国際マラソンで2位に入賞したことを機に会社に陸上部が誕生、競技中心の生活が始まった。以後、マラソンは06年のアジア大会で3位、07年の世界選手権で6位に入賞。自己最高記録となった今回のびわ湖毎日マラソンでは、08年2月の東京マラソンで2位だった藤原新を、記録や優勝者とのタイム差などでも上回り、五輪代表の座を射止めた。