ミナト・ユウスケ。カトウ・タイヘイ。ワタベ・アキト。コバヤシ・ノリヒト。スキー選手。
2009年2月26日、チェコのリベレツで開かれたノルディックスキーの世界選手権複合団体で日本代表チーム(湊祐介、加藤大平、渡部暁斗、小林範仁)が14年ぶりの金メダルを獲得。
湊祐介は1985年、秋田県生まれ。今大会では複合個人で小林に次ぐ6位に入賞し、4大会ぶりに日本人として複合個人種目で入賞を果たした。東京美装グループスキー部所属。
加藤大平は1984年、北海道生まれ。2009年2月のワールドカップ複合個人第15戦で自己最高の8位を記録。サッポロノルディックスキークラブ所属。
渡部暁斗は1988年、長野県生まれ。2006年、白馬高校在学時にトリノ・オリンピックおよびワールドカップ複合に出場。09年2月のワールドカップ複合個人第15戦で自己最高の10位と健闘。早稲田大学スキー部所属。
小林範仁は1982年、秋田県生まれ。2001年世界ジュニア選手権個人を日本人として初制覇。02年ソルトレーク・オリンピック、06年トリノ・オリンピック代表。08~09年シーズンはワールドカップ複合個人第16戦、第18戦で6位に入賞。今大会では複合個人でも5位に入賞。東京美装グループスキー部所属。
複合競技は08~09シーズンから距離重視の方向に規則が変更。日本代表はジャンプと距離をバランス良くトレーニング。1990年代のジャンプを得意とするチームから距離で逆転できる走力を持つ、飛んで走れるチームへと変身した。