サイトウ・ユウキ。野球選手。
オオイシ・タツヤ。野球選手。
サワムラ・ヒロカズ。野球選手。
2010年10月28日、プロ野球のドラフト会議が行われ、4球団から1位指名を受けた早稲田大学の斎藤佑樹投手は北海道日本ハムファイターズ、6球団から1位指名を受けた同・大石達也投手は埼玉西武ライオンズ、中央大学の澤村拓一投手は読売巨人軍が交渉権を獲得した。
斎藤佑樹は1988年6月6日、群馬県生まれ。小学1年生から野球を始め、早稲田実業高校では、2006年全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)で優勝。試合中にハンドタオルで汗をぬぐう姿から「ハンカチ王子」の愛称で呼ばれ、全国的な人気を得た。早稲田大学に進学後も1年生として史上初めて最高殊勲選手賞(MVP)に選ばれるなど注目を集め、東京六大学リーグ史上6人目となる30勝と300奪三振を記録している。
大石達也は1988年10月10日、福岡県生まれ。小学2年生でソフトボールを始め、大宰府西中学時代はボーイズ・リーグの大野城ホークスに所属し投手と外野手を兼任。福岡大学附属大濠高校で2年の秋に外野手から投手に転向。甲子園出場経験はない。早稲田大学入学後は、最速155キロを誇る速球派右腕としてリリーフで活躍。4年で出場した世界大学野球選手権では4試合で4回10奪三振をマークし、即戦力として期待されている。
澤村拓一は1988年4月3日、栃木県生まれ。小学2年生で野球を始め6年から投手。佐野日本大学高校時代は3番手投手だったが、中央大学進学後に力をつけ、同大学の東都大学野球リーグ1部復帰に貢献。2009年の日米大学野球選手権大会では日本代表となった。アマチュア最速の157キロを記録。