シルヴィア。本名、松田理恵子。歌手。
2010年11月28日、「別れても好きな人」などのヒットで知られ、“デュエットの女王”と呼ばれた歌手のシルヴィアさんが、肺がんのため死去。52歳。
1958年3月21日、大阪府生まれ。大阪のクラブで歌っているところをスカウトされ、「1曲だけ」という約束で79年にロス・インディオスの初代女性ボーカルとして加入。同年の「別れても好きな人」がミリオンヒットを記録し、続く「うそよ今夜も」、「コモエスタ赤坂」などもヒット。82年には菅原洋一とデュエットした「アマン」もヒットし、デュエットの女王と呼ばれるほどの人気を得て、80年から4年連続でNHK紅白歌合戦に出場。83年に「愛のキャラバン」でソロデビューし、以後、コンサートやテレビ番組などで活躍した。2009年5月に肺がんが見つかり、闘病しながら歌手活動を続けていた。