サワ・ホマレ。サッカー選手。
ササキ・ノリオ。サッカー女子日本代表監督。
2012年1月9日、国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式で、サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)の主将、澤穂希が女子の世界年間最優秀選手に選ばれ、また佐々木則夫監督が女子の最優秀監督に選ばれた。
澤穂希は、1978年9月6日東京都生まれ。6歳からサッカーを始め、12歳で読売ベレーザ(当時)に入団。93年12月のフィリピン戦で代表デビュー。96年アトランタ・オリンピックに出場。99年に渡米し、セミ・プロリーグを経てプロ・リーグのアトランタ・ビートに在籍。04年、日テレベレーザに復帰し、同年アテネ・オリンピックに出場。06年にはリーグMVPを受賞。その後、アメリカのワシントン・フリーダムなどを経て、11年からINAC神戸に所属。同年の女子ワールドカップドイツ大会では、キャプテンとして日本代表チームをリードし、自身もMVP、得点王を獲得。FIFA年間表彰式では女子の最優秀選手にアジアで初めて選ばれた。
佐々木則夫は、1958年5月24日山形県生まれ。東京の帝京高校時代には主将としてインターハイで優勝。明治大学を経て電電関東(後のNTT関東)でプレー。現役引退後は指導者としての道を歩み、JFL時代のNTT関東/大宮アルディージャ監督。チームがJ2昇格後は同普及部長、ユース監督などを歴任。06年に女子日本代表コーチとなり、07年末から女子日本代表監督。11年女子ワールドカップでは日本代表チームを初優勝に導き、同年、FIFA年間表彰式では女子の最優秀監督に選ばれた。同時に日本サッカー協会にはフェアプレー賞が贈られた。