タナカ・リエ。体操選手。
2012年5月5日、体操のロンドン・オリンピックの最終選考会を兼ねたNHK杯で、田中理恵(日本体育大学研究員)が個人総合で初優勝。2次選考会となった全日本選手権からの1位を守り、初のオリンピック代表の座を獲得。
1987年6月11日、和歌山県生まれ。父も元体操選手で、兄の田中和仁、弟の田中佑典も体操選手という体操一家。高校時代に左足首を故障し、大学進学後に手術をして競技に復帰。2010年の世界選手権で兄妹同時に代表入りして注目を集め、同大会で日本人初の「エレガンス賞」を受賞。翌年の大会には弟も含めた「田中3きょうだい」で代表となった。12年4月の全日本選手権では個人総合で初優勝。同大会と今回のNHK杯、計4日間の個人総合の合計得点で決まる女子のオリンピック代表に選ばれ、兄、弟とともに史上初となる3きょうだいでのオリンピック出場を決めた。