カネコ・テツオ。流通ジャーナリスト。
2012年10月2日、流通の仕組みや上手な値切り方の解説などで人気を集めた金子哲雄さんが、がんの一種である肺カルチノイドのため死去。41歳。
1971年4月30日、千葉県生まれ。94年、慶應義塾大学文学部卒業後、大手石油会社に勤務。95年に独立し、年商20億円未満の中小企業を対象にコンサルティング業を開始。99年から流通専門誌や女性誌に記事の執筆を始め、その後テレビやラジオにも進出。2009年に始まったフジテレビ系のバラエティー番組「ホンマでっか!? TV」では、愛らしい丸顔と独特の語り口で、一躍お茶の間の人気者となった。肺カルチノイドと判明したのは11年6月。その後も体調を考慮しながら仕事は続け、亡くなる前日まで電話取材に応じるなど情報を発信していた。著書は「『値切り』のマジック」、「これでわかった!! 値段のカラクリ」など多数。