ジェームズ・コバーン。James Coburn。俳優。
11月18日、「荒野の七人」などで知られる俳優のジェームズ・コバーンさんが、心臓発作のため死去。74歳。
1928年、アメリカ・ネブラスカ州生まれ。通信兵として勤務した陸軍を除隊後、大学や演劇学校で演劇を学び、舞台俳優などを経て59年に映画デビュー。60年、黒澤明監督の「七人の侍」をリメークした西部劇映画「荒野の七人」で、ナイフ投げの達人を演じ、脚光を浴びた。63年の「大脱走」や66~67年の007のパロディー「電撃フリント」シリーズ、75年の「戦争のはらわた」など数多くの映画に出演し、個性派俳優として活躍。99年には「白い刻印」でアルコール中毒の父親を演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞した。