キタモト・シノブ。カヌー選手。
2009年5月10日、カヌー・スプリントのワールドカップ(W杯)第1戦、女子カヤックシングル500mで北本忍(富山県体育協会)が1分51秒943で初優勝。オリンピックで実施されているスプリント、スラロームのワールドカップ(W杯)で日本人が優勝するのは初めて。
1977年、兵庫県生まれ。小学校から川西北陵高までバレーボール選手だったが、バレーボール強豪の武庫川女子大学入学後、カヌーと出あい、在学中に日本代表入り。アテネオリンピックはフォアで日本女子として初の決勝進出を果たし、9位。08年北京オリンピックでは竹屋美紀子とのカヤックペア500mでフラットウオーター日本勢初の5位入賞、カヤックフォア500mでも6位入賞。北本はペアでもフォアでも文字通り先頭を受け持ち、日本の女子カヌー陣を牽引。今大会のカヤックフォア500mでも4位に入賞している。