サンユウテイ・エンラク。本名、吉河寛海。落語家。
2009年10月29日、1960年代の演芸ブームで寄席「四天王」として脚光を浴び、日本テレビ系の演芸番組「笑点」の司会などで知られた落語家の三遊亭円楽さんが、肺がんのため死去。76歳。
1933 年、東京生まれ。55年六代目三遊亭円生に入門し、62年真打ち昇進で五代目三遊亭円楽を襲名。66年の放送開始から「笑点」の大喜利メンバーに名を連ね、“星の王子様” のキャッチフレーズで人気を得た。78年、師匠とともに「落語三遊協会」(現・円楽一門会)を創設。83年から、 2006年に脳梗塞(こうそく)のために番組を勇退するまで、笑点の司会を務めた。07年落語家としても現役を引退。10年3月には愛弟子の楽太郎が六代目円楽を襲名することが決まっていた。