ホヅミ・マサコ。スピードスケート選手。
タバタ・マキ。スピードスケート選手。
コダイラ・ナオ。スピードスケート選手。
2010年2月27日、バンクーバー・オリンピック、スピードスケートの女子団体追い抜き(チームパシュート)決勝に穂積雅子、田畑真紀、小平奈緒が出場。1位のドイツに0.02秒差の2位となり、日本女子スピードスケート史上初となる銀メダルを獲得した。
穂積雅子は1986年9月11日、福島県生まれ。駒澤大学附属苫小牧高等学校時代には、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会、世界ジュニア選手権で3冠を達成。所属は地質調査会社のダイチ。09年の世界選手権で5000m2位、総合で4位と活躍。09~10年シーズンのワールドカップでも開幕戦の3000mで2位となり、初のオリンピック出場を決めた。バンクーバー大会の他出場種目は、3000m6位、5000m7位。
田畑真紀は1974年11月9日、北海道生まれ。駒澤大学附属苫小牧高校卒業。ダイチ所属。94年のリレハンメル大会でオリンピック初出場。オリンピック出場はバンクーバー大会で4回目となる、女子の中長距離スピードスケート界の第一人者。09年3月のワールドカップ最終戦では1500mで99年以来の2位に入賞。12月のワールドカップ・ソルトレークシティー大会では、1500mで自身の日本記録を4年ぶりに更新した。バンクーバー大会の他出場種目は、1500m19位。
小平奈緒は1986年5月26日、長野県生まれ。中学2年で全日本ジュニアのスプリント総合を制し、「スーパー中学生」と呼ばれた。信州大学教育学部を卒業後、長野県の相澤病院に勤務。09年の全日本距離別選手権で500m、1000m、1500mに優勝。11月のワールドカップ・ベルリン大会では500m3位、1000m2位。オリンピック初出場となったバンクーバー大会では、日本記録を持つ500mは12位にとどまったが、1000mと1500mで5位入賞を果たした。