クリヤマ・ヒデキ。元プロ野球選手、プロ野球監督。
2012年10月2日、大混戦となったパ・リーグで2位埼玉西武ライオンズが敗れたため、マジックを1としていた北海道日本ハムファイターズが3年ぶり6度目のリーグ優勝。今季日ハムの監督に就任した栗山英樹は、キャリア1年目での快挙となった。
1961年4月26日、東京都生まれ。小学校時代に軟式野球を始め、中学時代には地元の硬式野球クラブで活躍。創価高校3年生時は主将兼エース。東京学芸大学進学後は教職を目指すも、プロへの夢を捨てきれず、卒業直前にヤクルトスワローズの入団テストに挑戦。84年にドラフト外で入団を果たした。86年に初の開幕一軍入り。この頃からめまいなどを引き起こす難病のメニエール病に悩まされる。89年にはゴールデングラブ賞を受賞したが、90年のシーズン終了後、体調不良や故障などから現役を引退。その後は、野球理論に定評のあるスポーツジャーナリストとして活躍。2011年11月、2年契約で日本ハムの新監督に就任。監督やコーチとしての指導歴がゼロな点を不安視する声もあったが、ジャーナリスト時代に蓄えた野球知識をフル活用して、前評判を覆して見せた。